今回はシルエットカッティングに挑戦してみようと思います。
シルエットカッティングはイラストの輪郭だけを切っていく方法ですが、文字とは違いかなり細かいので、カッティングに慣れてきたら挑戦してみましょう!

今回挑戦するイラストがウマ娘のライスシャワーの立ち絵を切っていこうと思います。
全身イラストなので服のフリルとかもありますね。
とりあえずこれを切っていきます。ですが、いきなり切る前にまずこの型紙を加工していきます。

型紙の不要な余白を切っていきます。もちろんそのままのサイズでカッティングを切っていってもいいんですが、ステッカーも無駄にしたくないので必要ない部分を切っておきます。

型紙に合わせてステッカーを切り出しておきます。
型紙より少し大きく切っておきましょう!
※今回は、結構ぎりぎりで切ってしまって横幅がかつかつになってしまいました。
余白はケチらずにとりましょう!

それでは、型紙をステッカーに貼るために毎度おなじみの3Mのスプレーのり55を吹きつけていきます。

吹き付けるのは、裏面に手を当てて落ちない程度がちょうどいいですよ!

スプレーのりを付けたら、今度は型紙をステッカーに貼り付けて固定していきます。
そして、かんそうの時間はいらないので、貼り付けたらすぐに切っていく作業に入れるのですぐに切っていきましょう!

カッティングをするときにデザインナイフを準備して切っていきますが、必ずデザインナイフの刃は新しいのに交換して切っていきましょう!
切ることはできるけど、どうしても切れ味が悪いと切り損じたりして出来上がりが変になるので必ず新しいのにして切り始めましょう!

まずは耳の横を輪郭の外まで切っていきます。
今回切っていくシルエットカッティングは、イラストの内側は一切切らないのでもうスパッと切っていって大丈夫です。

髪の毛の毛先は右側を切ってステッカーを回して反対側に行くのではなくて反対側は反対側で聞いていきます。

反対側はまた新しく切ってさっき切った場所につなげるときれいに切ることができます。
これをする理由としては、角が変になるのを防ぐことができるのと、デザインナイフの刃が切れ味が悪くなっていたら、角で全く切れなくて大変なことになるのでそれを防ぐことができますので角は反対側から切ってください。

切ったら余分なステッカーを剥いでいきます。この剥いでいくのめちゃくちゃ気持ちいんですよね!

剥ぐことができたら、ステッカーの輪郭が出てくるのでこれをイラストの外周一周頑張って切っていきましょう!

しっぽのあたりを切り終わったので、上に向いてステッカーをめくっていきます。
この時下から上まで引っ張って剥いでいくにはちょっと長くなってしまっているので、途中で切ってこまめに切って取りやすいようにしておきます。

ステッカーを切るときは休まずに切ってもいいんですが、ステッカーを剥ぐときは、こまめに切り刻んで取っていくようにすることで、ステッカーがほかの場所に引っ付いて大変なことになるのを防ぎましょう。

剥ぐときは、特に今回は髪の毛の部分のように外側から内側に向けてカールしている場所はステッカーを取るのがむつかしいので、気を付けてください。

ステッカーを剥いでいて、角がちゃんと切れていないことが結構あるんですが、これちょとだろうって思って引っ張って切る人がいるんですが(すみません私です。)それは絶対にしないようにしてください。
ステッカーが伸びてしまって角がおかしな感じに伸びるので、もし切れていない場合は、デザインナイフで切れていない場所をちゃんと切ってから剥ぐようにしてください。

今回カッティングをしていて一か所イラストが欠けている場所があったんですがそれが靴の先の部分なんです。
ですが、カッティングのいいところは、この欠けた場所を自分なりに付け加えることができるんです。

今回私なりにやってみたのがこんな感じでカッティングで付け加えてみました。
カッティングのいいところは、イラストで切れている場所もこうやって付け加えてステッカーにできるのがメリットですよね。

そして、忘れてはいけないのが、シルエットカッティングは隙間は切り取らないと全部真っ黒になってしまうので、切り取るのを忘れないようにしましょう。

それでは反対側のリボンとかもしっかり切って輪郭を出していきます。

輪郭全体を切ることができたらそれでカッティング作業は完成になります。カッティング作業が終わったら、今度は型紙を外していきます。

イラストの型紙を外すのは、パーツクリーナーを使って外していきます!
高いパーツクリーナーではなくてほんと安いので十分です。

ティッシュなどにパーツクリーナーをしみこませてそれで、型紙になじませることでスプレーのりの粘着をなくして型紙をステッカーから剥いでいきます。

きれいに剥ぐことができたら、イラストの型紙とステッカーの2つがきれいに残るので、これを改めてきれいにして使うのもありですね。

カッティングをしていて角に切り残しがあるのを見つけたら、この部分をしっかり除去しておきましょう。

カッティングは角がきれいだと見栄えがいいですよ!っていうのは半分正解で、角のこういうのを取っておかないと汚れが溜まってここから剥げてきやすくなるのでそうならないように今のうちに対策を取っておきましょう。

それでは全体の処理が終わったら今度はマスキングテープで養生をしていつでも転写ができるようにしておきます。

マスキングテープを全体に貼ったらこれでカッティングは終わりですね。
完成したステッカーは自分の好きな場所に貼って楽しみましょう!
今回シルエットカッティングに挑戦してみましたが、今までのカッティングに比べて細かい部分は少なかったけど、角の処理が多かったり別の大変な部分を感じました。
まだまだいろんな作品に挑戦してみようと思います。
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