今回は実際にステッカーを切っていくカッティング作業をしていきます。
ですがいきなりステッカーを切るわけではなくて何色のステッカーを何色の下地に張り付けるのかという事を考えて切らないといけないんです。
今回は、黒色のステッカーを白色の下地に張り付けるので、黒色のステッカーの切り方になります。

まずは、このイラストのどこを切っていくかを決めて行きます!
今回は黒色ステッカーの白色の下地という事なので、黒い部分は残して白い部分は抜いていくのでこれを切っている最中は常に意識してカッティングをして行きます。
ステッカーを切っている最中は無心になるあまりどちらを切っているのかわからなくなってしまう事があるので、黒色のステッカーを切っている時は常に今自分は白い色を残しているのか抜いているのかをしっかり意識してステッカーを切るように意識しています。
実は結構これを意識してても間違えてしまって絶望することが度々あるんです。
そして、この切っていく時に、注意することがあります。
それは、ステッカーは基本2色の色のみになるので、いかに明るい色を残していくかを意識して切るのが良いと思います。
私が意識しているのは白:黒の関係でいえば7:3もしくは8:2くらいの割合で極力白を多く持って行くように切っていきます。
黒い面積を多くしてしまうと、暗ーいイメージのステッカーになってしまうので、肌色や明るい場所は極力切っていくようにした方が良いです。
さて、それを意識してステッカーを切っていきましょう。

私は、極力肌色の場所から切っていくようにしています。
それは、顔の肌の色はほとんど切り抜いて白地にしておかないとさっき書いた比率としてカッティングの風合いが暗くなってしまうので、たくさんの面積がある顔を切っていくようにしています。
顔を切ることで、全体のバランスを取りやすくするためですね。
後は、肌の部分と神の部分の境目をデザインナイフで切っていて、外周が切れたら、切り取る場所のステッカーを取っていきます。

このイラストの鼻みたいに点や線の部分はどうやって取ったらいいのかただ剥いでいたら一緒にとれちゃうんじゃないかと心配してしまう方もいると思いますが、それは大丈夫です。
デザインナイフを使って鼻の部分を抑えて剥がしていったら大丈夫です。

そうすることで、画像のように鼻のステッカーが台紙に残ってくれます。

おんなじ要領で眉毛の部分や目の部分を抜いていくと画像のようになるので、焦らずにゆっくりデザインナイフを動かしていくだけで各パーツを作る事ができます。
ちなみに、目の部分が一部黒いステッカーが着いていますが、実はこれは失敗してしまった後なんです。
黒いステッカーなので黒い場所を残すと説明したんですが、この部分は線の黒い部分を残さないといけないのに間違えて反対の白い部分を残す切り方をしてしまって欠落させてしまったので急遽こんな感じかなという事で線を作って輪郭を作ってみました。
やっぱりちゃんとどこを切るか確認しておかないとこういった失敗につながるので注意が必要ですね。

眉毛の部分は影があって広い感じになっているんですが、影を残してしまうと顔の印象が暗くなってしまうので、線のみを残して作ってみました。
そして、ある程度ステッカーを外して、型紙を剥がそうと思うのですが、このまま剥いでしまったら、大切なステッカーが剥がれてステッカーの位置が動いてしまう可能性があるので、どうするかというと、パーツクリーナー(ブレーキクリーナー)をティッシュに染ませて、トントンと叩くように型紙に染ませると簡単に剥がれてくれます。
もし、型紙を剥いでステッカーに糊が残っている時は、新しいティッシュにパーツクリーナーを付けて優しく擦る事できれいに糊を落とす事ができます。

糊を落として、ステッカーだけになったら、そのまま放置しているとステッカーが剥がれてどっかに言ったりする可能性があるので、そうならないようにマスキングテープを付けて剥がれ防止をしてください。
このステッカーの剥がれ防止はこまめにすることで、ステッカーが完成するまでに剥がれてしまうのを防止してくれます。

最後に、カッティングをしていて、台紙まで切ってしまうと写真のようになってしまって剥がれそうになっている場合があります。必ず確認をしてください。

台紙を切ってしまっているのを放置していたら周りが破れてしまってステッカーを持って行かれる可能性があるのでこまめに台紙を切っていないか確認して気を付けてください。そして切っていたら、マスキングテープを貼って補強するのがオススメです。

今回切っている顔の部分が切り終わったので、台紙の切れた部分の保護をして顔の部分はほとんど完成になります。
口回りについては次回のブログでまた報告するので、気になる方はこちらのブログをチェックしてもらえたらと思います。
最後まで見て頂きありがとうございました。
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